橋下徹知事を批評する
- 2008/02/10(日) 02:58:08
大阪府の橋下徹知事の発言には知性の低さを伺わせるものが多い。一貫性の低い発言も見受けられる。
「学力別クラス編成の導入」に関しても不勉強を感じる。
下記の書籍を読むと分かるが、フィンランドに代表される習熟度別授業を過去に導入した国々はその失敗に気が付き取りやめた。そして、様々な工夫を行った結果、現在はOECDの学習到達度調査で上位に君臨している。
一時期、大声で叫ばれた習熟度別授業導入への論争が下火になっているのは、この事実に社会が気が付き始めたからではないかと私は考えている。
橋下知事はフィンランド等の事例を知った上で、発言をしているのか、いささか疑問だ。
なお、下記の記事には「橋下氏は知事選の公約に掲げていた」とあるが、橋下とおる 基本政策 17の重点事業┃トライ!「おおさか」の笑顔へ。橋下(はしもと)とおるサイトをはじめとした彼のウェブページには習熟度別授業に関しては一言も記述が見受けられなかった。
加えて、橋下とおる 基本政策 17の重点事業┃トライ!「おおさか」の笑顔へ。橋下(はしもと)とおるサイトには、下記の様に教育はセーフティネットに関わるとの記述があるが、「医療費助成のようなセーフティーネットとはいえない」として、私学助成金のカット(参照先)や、公立小学校の35人学級見直し(参照先)等、教育費の削減に向けた発言を繰り返している。
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セーフティネットを除き大阪府が出資する法人を抜本的に改革します。
福祉・教育・中小企業支援融資などのセーフティネットに関わるものを除き、大阪府の出資法人に対する補助金・委託料・貸付金などをゼロ・ベースで徹底的に見直します。【目標効果額100億円】
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大阪府の財政再建は容易ではなかろうが、十分な知性を持ち、府民への約束の本質的な内容が何だったのか、考え直した上で取り組んでもらいたい。
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キーワード
橋下徹知事 大阪府 学力別クラス編成 習熟度別授業 教育 セーフティネット 私学助成金 35人学級見直し
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080209-00000044-mai-pol
<橋下大阪府知事>学力別クラス編成の導入を表明
2月9日12時55分配信 毎日新聞
大阪府の橋下徹知事は8日夜、NHKの報道番組で「学力が違う生徒をみんな一緒に、先生が授業しろと言ってもできるわけがない」と述べ、小学校の一部の教科で学力別クラス編成を導入する考えを表明した。府内では一部の学校が既に導入しており、橋下氏は知事選の公約に掲げていた。知事就任後に発言したのは初めてで、全面導入を目指す。
橋下氏は「基礎的なクラスをきちんと作った上で、いわゆる習熟度別学習の発展形みたいなものを考えている。先生もレベルに応じて教材を用意する」と述べた。また、東京都杉並区立中学が学習塾に校舎を開放して低料金で授業を受けさせていることに関して「学習塾に行きたいのにお金がなくて行けない子は、何かしら行政としてフォローしてあげないといけない」と、大阪府でも今後、取り組む意向を示した。
一方、東京出張のため番組途中での出演になった点について「遅刻したのは僕の責任じゃない。この時間に来れませんよと散々言っていたから」と声を荒らげる場面も。NHK記者らによる株不正取引疑惑にも触れ、「NHKのインサイダー問題だってどんだけ(時間が)かかっているんですか」と解明の遅れを指摘した。【大場弘行】
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